脳内会議

既卒の元ニート(現在、契約社員)です。既卒(元ニート)の生き方、考え方、平凡な日常の事を書いてます。

【読書日記】脳と気持ちの整理術

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1.意欲を高めるのがうまい人

意欲を高めやすい人は、「自分にご褒美をあげるのが上手い」//P20
これは自分はかなり下手ですね。自分に対するご褒美のあげかたを考えないといけないな。

2.目の前の1つずつやっていく
「5歩先に解決がある問題」の一歩先を見つける//P24
自分は5歩先は見えていたと思う。しかし、5歩先は見えていても1歩目が全然見えていなかったから、転んで転んで転び続けて5歩先に永遠に辿りつけない。そんな状況にあったということが最近ようやく認識できた。結局、自分に出来ることを一歩ずつやっていくしかないということなんだね。

3.自分本位は脳にとって楽ではない
人間の脳は選択肢が無限にあるような状態に耐えられず、自主性の放棄に向かっていくのだと思います。//P54
これを解決するには選択と集中で解決できると思う。あれもやりたい。これもやりたいという風に考えるのはやめて、とりあえずやりたいことを一覧にしてどれをやるべきかを多少時間をかけて選ぶべきだ。


4.まず最初にやることは現状把握
大切なのは、まず「現状を性格に把握すること」に脳の力を向けることです。自分が今どんな状況に置かれていて、どんな問題に対処しなければいけないのか?解決の優先順位はどうなのか?じつは解決しなくてもいい問題はどれなのか?人の力をかりられる仕事はどれか?そういうことを「レーターとしての脳」を働かせて確認していく。それだけでも不安はかなり解消されます。//P59
これはまさしくGTDというやつですね。少し前からやっているのですが、一覧にするまではなんとかなります。問題は優先順位付けと作業の順番ですね。Aという作業をしないとBという作業ができないという場合に、管理するいい方法がわからない。これはちょっと考える必要がある。

5.物の整理をしよう
たくさんの仕事や問題を処理する時にもう1つ大切なのは、物の整理を行うことです。//P81
これは大事。というのもこれも最近、部屋や机の上を整理することで作業にかなり集中できたし、効率的に作業できたのが効果を実感できています。本に書かれていたことでより自信を持つことが出来た。これからも続けていきたいですね。

6.作業を効率的に進めていく方法
私は30代のある時期まで、仕事を貯めこんでしまうことがあるタイプでした。なぜそうなっていたのかと言うと、「まとまった時間」が出来るのを待っていたからです。(中略)ところが、いざ「まとまった時間」ができそうになってみると、別の優先させたい用事が発生したり、体が疲れすぎていたりして、結局、その仕事は先送りにせざるを得なくなる。また別の大きな仕事が発生してしまう。
「まとまった時間ができることなどない」(中略)もっと正確に言えば、そういう時間ができるのを待っていると、実際に「まとまった時間」ができたときに、それが件の仕事をするための時間ではなくなっている、ということです。 //P88
この状況は今の自分の状況にとても当てはまっていますね。あとでまとめてやろうなんて考えて延び延びになることはしょっちゅうあります。やはり1番良いのは全部終わらないとしても短時間で集中して、 やることなんでしょうね。ただ、なぜそうなるかという事まで考えると原因は短時間で自分を集中できる状態まで持っていくことが出来ないということだと思うので、短時間で集中状態に持っていくという意識を持ちながら作業を開始したいですね。


7.脳は忘れるように出来ている。
脳はもともと忘れるように出来ている//P101
最初に知ったのはこの本ではありません、読んでいて「やっぱりそうだよね!」と思いながら読みました。今まで勉強は一階で理解したり、覚えようとしたりしていたので、かなり苦しかったのですが「忘れて当たり前」と考えるようになってから、1回目はとりあえずある程度で良いという気持ちで入れるのでかなり楽になりました。2回目、3回目でさらにじっくり読んでいけば、結構理解しやすくなっていたので「脳はもともと忘れるように出来ている」という意識を持っておくのはお勧めです。

最後に
意外と知っていることも多い本でしたが、別の言葉にすることで、理解も深まりより実際の行動に移すことが出来そうです。なかなかの良本でした。