脳内会議

既卒の元ニート(現在、契約社員)です。既卒(元ニート)の生き方、考え方、平凡な日常の事を書いてます。

質が低いことの代名詞『就職出来なかった落ちこぼれ』

最近ネット上の記事でよく見かける言葉がある。

「就職出来なかった落ちこぼれ」

そのままの言葉で見かける訳ではないが、公務員試験や司法試験や公認会計士試験などの記事で受験者の質の低下を訴えかける意図で頻繁に出て来る。

確かに就職出来なかったら落ちこぼれには違いないかもしれない。

しかしそれにしても、質の低いという意味の代名詞で「就職出来なかった」という言葉を使うのはあまりにも酷くないだろうか?

例え本当に質が低かったとしても、試験を受けるということは前向きに努力しているという事のはず。それをまるで質の低い人間は受けないで欲しいと言わんばかりの表現をするのは許容されていいのか?

日本という国は一旦レールを外れた人間には冷たい。

就職出来なかったら、一度失敗したら、もう質の高い人間にはなれないとでも言うんだろうか。

はっきりと言葉にしてないぶん本気でそう思っている人が多そうだなと感じる。